赤外線ヒーターの種類や使い分けについて
赤外線ヒーターとは電気を通すことで発熱するヒーターで、発熱体が放射する赤外線によって加熱する装置のことを指します。
赤外線は目に見えない電磁波でこの赤外線を利用して物体を温めることができます。
石英管ヒーターやセラミックヒーター、カーボンヒーターなど様々な種類があり、赤外線の波長によって近赤外線や遠赤外線といった種類があります。
赤外線ヒーターはその特性から高効率であるとともに高速加熱が可能で省エネ効果があります。
また、対象物に直接熱を与えることができるため対象物に接触しない空気中でも加熱することができます。
これにより食品加工、医療機器、自動車産業など多様な分野で利用されています。
同じ赤外線を利用したヒーターの中でも、遠赤外線と近赤外線の波長の違いで特性が異なるため、使い分けが推奨されています。
遠赤外線は波長が長く加熱対象物に深く浸透するため物質の内部まで加熱することができます。
そのため食品加工や医療機器、美容器具など体内に入り込むものや体に直接触れるものの加熱に適しています。
また、遠赤外線は空気を熱しないため室内温度が上がりにくく局所的に温度を上げるのに適します。
そのため暖房には適していませんが、健康器具や加熱用途には適しています。
一方、近赤外線は波長が短く赤外線の熱が物質表面に集中するため加熱対象物の表面を素早く加熱することができます。
そのため塗装や印刷、乾燥など物質表面の加熱に適しています。
また、近赤外線は空気を温めることができるため暖房にも向いています。
